タイヤの組み換えと交換の違い!料金表の見方もよく分かる

2015年7月23日

タイヤを交換をしようと工賃を調べてみても、料金表には分かりにくい用語がずら~り!いろんな疑問が出てきますよね。

  • タイヤの組み換えってなに?
  • 交換との違いはどこ?

私も車に乗り始めた頃は、理解できていませんでした。専門的な言葉が多くて、分からないことだらけです。その頃は料金表とにらめっこしながら、ひたすら交換してもらうショップを選ぶだけ。今考えると、あまり賢い方法とはいえません。

それから、かれこれ30年。私はもともと車のメンテナンスが好きだったこともあり、今では簡単な交換作業なら自分でできるようになりました。

そんな経験から分かったのは「料金表の見方」は1回理解してしまえば簡単だったということ。分かりにくく見える料金表も、基本を押さえればそれほど難しくありません。

一度分かれば すごく簡単!

料金表に出てくる言葉は、組み換えや交換、それから脱着など。これらは「タイヤ交換の基本的な作業内容」を理解すれば、料金表の意味もよく分かります。

今回はタイヤ交換の料金表を活用するために、まず「タイヤの組み換え」と「タイヤ交換」の違いについて、それから「料金表の見方」について見ていきましょう。ここが分かれば、工賃の計算も楽々です。

タイヤの組み換えと交換の違い

まず始めに「タイヤの組み換え」とはどんな作業なのか? 料金表の見方を知るには、ここをハッキリさせるのが近道です。そうすれば、組み換えと交換の違いも分かります。

タイヤの組み換え交換、またその時にほぼ発生するタイヤの脱着を図で示すとこうなります。

タイヤの組み換えと交換の相関図

タイヤの組み換えや脱着は、タイヤ交換の作業に含まれます。そして、タイヤ交換は「全体の作業」を指すということです。そう考えれば意外と簡単ですね。

さらにスッキリと理解するには、これらの作業を「具体的にイメージできるようになる」のがおすすめです。頭のなかで実際の作業光景が浮かぶようになると、しめたものです。

それでは①タイヤの組み換え、それから②タイヤ交換の順にもう少し詳しく見てみましょう。

タイヤの組み換えとは

タイヤの組み換えとは、以下の作業のことを指します。

タイヤの組み換えとは

  1. ホイールから 古いタイヤを外す
  2. ホイールに 新しいタイヤを付ける

組み換えは素人ではまず出来ない作業ですから、工賃もそれなりに高く設定されています。

具体的には、古くなったゴムタイヤをホイールから取り外して新しいタイヤを取り付ける。これだけです。

注目してほしいのは、「ホイールから」という部分です。

ホイールごと車から取り外したり、ホイールごと取り付けたりするのは「タイヤの脱着」といって、組み換えではありません。タイヤの組み換えとは、あくまでゴム部分だけの取り替えです。

タイヤの脱着とは

「ホイール付きのタイヤ」を持っている場合には、それを車から外したり取り付けたりするすることもあります。これをタイヤの脱着といいます。

例えば「ホイール付きのスタッドレスタイヤ」に交換する場合など。この場合は組み換えは発生せず、脱着だけの作業になります。

次に、組み換え作業を動画で見てみましょう。実際の作業ではタイヤ・チェンジャーと呼ばれる機械を使います。

タイヤの交換方法(タイヤチェンジャー編)

組み換えの作業ですので、タイヤはすでに「車から外された状態」からスタートしています。ホイールから古いタイヤを外して新しいタイヤをはめ込む ...ここまでが、タイヤ組み換えの作業です。

また、組み換え後には「タイヤのバランス」を取るためにホイールにおもりを貼り付けます。

タイヤの組み換えをすると、そのままではバランスが取れていないことがほとんどです。バランスの調整はタイヤの組み換えとセットでやるのが基本です。

タイヤのバランスについて

バランス調整がおかしいと、高速道路などで車が微妙に振動したりします。逆に、脱着だけではバランスは変化しないので、元から狂っていない限り必要ありません。

タイヤのバランス調整についての、詳しい記事はこちらです。

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タイヤの交換とは

タイヤ交換で使用するトルクレンチ

タイヤの交換とは、タイヤを外す作業から取り付けまでの全工程を指します。一般的には次のすべてがそうです。

タイヤ交換とは

  1. タイヤを車から取り外す
  2. ホイールから古いタイヤを外す
  3. ホイールに新しいタイヤを付ける
  4. タイヤを車に取り付ける

ホイールからタイヤを外したり取り付けたりする「組み換えの作業」があってもなくても、タイヤ交換と呼びます。

冒頭でも説明した通り、タイヤ交換とは「タイヤの脱着」や「タイヤの組み換え」などの1つの作業を指すのではなく、タイヤ交換に関わる全体の作業を指しています。

そのため、タイヤ交換という「言葉の意味」は、その時々により使われ方が違ってきます。

「タイヤ交換の作業例」を、料金表で使われている用語を交えながら上げてみます。

新しいタイヤ(ゴムだけ)を買った場合

  1. タイヤの取り外し(脱)
  2. タイヤの組み換え
  3. バランス調整
  4. タイヤの 取り付け(着)

この場合は「タイヤの組み換え」が含まれていますので、バランス調整もセットで入っています。

スタッドレス(ホイール付き)に取り替える場合

  1. 夏タイヤの取り外し(脱)
  2. 冬タイヤの取り付け(着)

先程も少し触れましたが、この場合の作業には「タイヤの組み換え」は含まれていません。必要な作業は「脱着のみ」です。

このどちらもタイヤ交換です。組み換えがあってもなくてもタイヤ交換です。

こんな例を見ても分かる通り、それぞれの作業を単発でやることもあります。組み換えだけとか、脱着だけとか。これも会話の中では、すべてタイヤ交換と言ってしまうことがほとんどです。大枠でいえば交換ですからね。

ただ、タイヤ交換の料金表を見る際には、それらの意味をしっかり見分けなければいけません。そこを曖昧にしてしまうと、正しい計算ができなくなってしまいます。

ここまで来ればお分かりだとは思いますが、大切なところなのでもう一度繰り返しておきます。

タイヤの組み換えと交換の違いは

  • 組み換えとは ゴムの部分だけの交換
  • タイヤ交換とは 作業全体のこと

具体的なイメージを持ちながら、こう考えれば混乱しません。

引き続き、料金表の見方をご説明します。費用が「高くなる例」と「安い例」の2つを上げて進めていきます。

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タイヤ交換が高くなる例

「タイヤ交換の料金表」は難しくはありません。作業の内容が分かってしまえば、その料金は簡単に計算できます。

まず、新しいタイヤ(ゴムのみ)を買った場合。

作業項目工賃例/1本
タイヤの 脱着800円
タイヤの 組み換え1,200円
バランス調整1,200円
ゴムバルブ250円
廃タイヤ処分300円
窒素ガス充填300円
合計4,050円

この組み換えとバランス調整が入るパターンが、費用が一番高くなります。タイヤ交換の工程が、ほとんど入っていますから。

新しい言葉が出てきましたので、少し説明しておきます。

タイヤ交換の用語

  • ゴムバルブ
    タイヤの空気を、入れる所にある部品。組み換えの時には交換しましょう。
  • 廃タイヤ処分
    古いタイヤを、処分するための費用。組み換えた場合はほとんど発生します。
  • 窒素ガス充填
    空気の代わりに、窒素を入れるサービス。こだわりがなければ必要ありません。

窒素についての、詳しい記事はこちら。

そしてタイヤ交換の中でも、もっとも安価なパターンを見てみましょう。

タイヤ交換が安い例

次に、スタッドレス(ホイール付き)に取り替える場合。

作業項目工賃例/1本
タイヤの 脱着800円
合計800円

ホイールごと取り替えるこのパターンが、一番費用が安い例です。組み換えもしないので、バランス調整も必要なし。

ゴムバルブはこの中です。

ゴムバルブも、タイヤの年数が経っていないのなら必要ありません。通常は組み換えと同時に交換します。そしてタイヤも捨てないので、廃タイヤ処分の費用も0円です。

このように、料金表に書いてある作業が全部必要とは限りません。あなたの愛車の状況で、その時に必要なものだけを選べば良い訳です。

それからショップによっては、組み換えという用語を使わずに「取付工賃」と書いてあるところもあります。その時には、だいたい2つのパターンに分けられます。

1つ目は、その表の中に「脱着」の項目がない例。この場合「組み換えと脱着」は取付工賃に含まれていることがほとんどです。

  • 取付工賃 = 組み換え + 脱着

パターン1
取付工賃組み換え
脱着
2つ目は表の中に、脱着が別にある例。これは取付工賃を組み換えに置き替えるだけです。

  • 取付工賃 = 組み換え 脱着 = 脱着
パターン2
取付工賃組み換え
脱着そのまま

いずれにせよ料金表をよく見れば、計算できるようになっています。

まとめ

結局、料金表から工賃を計算するには「タイヤ交換の中身」を理解すること。そして、その作業が必要かどうかを判断することです。最初に頑張って作業の内容を理解してしまえば、色んなパターンの工賃をサクサクと計算することができます。

また車のメンテナンスが分かってくると、点検等も楽しくなったりします。これを機会にもう一度タイヤのチェックをしてみてはいかがでしょうか?

私もついつい先延ばしにしがちです(汗)。安全のためにも、面倒がらずに早めのタイヤ交換を心がけなくてはいけませんね。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。少しでもタイヤ交換の参考になれば嬉しく思います。

2015年7月23日タイヤ